秋葉凜樹医師(L'or Clinic Omotesando)|正しい手術の積み重ねが、美容医療の信頼を形作る
二重整形において、何をもって「成功」と呼ぶのか。秋葉先生が貫くのは、極めて硬派な外科医としての倫理観です。目元症例10,000件を超える実績に裏打ちされた「理想を見抜く力」と、それを具現化する緻密な「再現性」。そして、骨格的に不自然な仕上がりになると判断すれば、たとえお客様の要望であっても「できない」とはっきり告げる誠実さ。「100点を出せると思わない手術は触らない」と言い切るその言葉の真意は、どこにあるのか。目元施術の真髄から、美容医療業界が直面している課題、そして先生が人生をかけて築こうとしている「正しい医療文化」の在り方まで、その静かなる情熱を伺いました。
編集部
本日は、ロールクリニック表参道が高い顧客満足度を誇る秘訣や、注力されている二重整形のこだわり、さらには業界の裏話まで詳しく伺えればと思います。
よろしくお願いします。
秋葉先生
よろしくお願いします。秋葉 凜樹と申します。
現在は医療法人社団Artistsの理事長を務めていて、東京・札幌・名古屋の3拠点でクリニックの代表をしています。
出身は北海道で、高知大学を卒業したあと、札幌のJCHO北海道病院で研修を受けました。
大学6年生の頃から美容の道に進むと決めていたので、研修先もそのための準備ができる環境を選んでいます。
そこは皮膚科の手術を早い段階から経験させてくれる病院であり、将来に向けたSNSなどの勉強時間を確保できる点にも魅力を感じました。
編集部
若いうちから、将来を見据えた環境選びをされていたのですね。
秋葉先生
そうですね。形成外科で有名な札幌医大とも提携している環境でした。
実際、美容医療の多くは、骨切りやフェイスリフトのような大掛かりなものを除けば、極めて高度な技術がなくても成立してしまう側面があります。
ただ、縫合などの基礎技術には差が出ると思ったので、そこはちゃんと取り組みたいという目的を持って研修先を選び、その後の大手美容クリニック勤務を経て、現在の開業に至ります。
「心から安心して綺麗になれる日本を作りたい」
編集部
秋葉先生が今、目指しているビジョンについて教えてください。
秋葉先生
お客様が心から求める「可愛くなりたい」という想いを、安心して叶えられる日本を作ることです。
二重の手術をするとなれば、人によっては「失明するのではないか」と心配される方もいらっしゃいますが、それは絶対にありません。
適切に手術をすれば、必ず良くなるんですよね。でも、そうじゃない病院もあるのが現状です。
もし僕に日本で一番の知名度があって、うちが一番選ばれるクリニックで、確実に全員を綺麗にしていけたら、「こういう手術をすれば大丈夫なんだ」ということが日本に浸透していくはずです。
編集部
安心感が広がれば、二重整形の捉え方も変わりますね。
秋葉先生
「二重の手術は怖いものではなく、糸を取ればすぐ元に戻せるリスクの少ないものなんだ」となれば、まつ毛パーマを受けるような感覚になりますよね。
そういうことを一つひとつやっていければ、お客様がこうなりたいと思うものが心から安心して手に入る日本を僕たちが作れる。それが一番やりたいことです。
スタッフ全員が体現する「おもてなし」と「信頼」
秋葉先生
手術のクオリティはもちろんありますが、それ以上にスタッフのみんなが「日本一の知名度と、日本一番のおもてなしをしよう」というビジョンを体現してくれていることが大きいと思います。
美容クリニックは、人生で何度も通う場所ではありません。10年、15年とずっと「二重にしたい」と思って足を運んでくださる方にとって、ここは夢が叶う場所です。
美容クリニックで手術を受ける体験そのものが、人生で一度の、心から幸せになれる体験になる。そこを一番大事にしましょうね、という話を僕や各部長が毎日伝えています。
編集部
その想いが、すべてのスタッフの方々に深く浸透しているのですね。
秋葉先生
どの店舗に行っても全員がそれを実践してくれているので、手術を受けた結果以上に「ここでやってよかった」と思っていただけているのだと思います。
だから僕の手術1つで出来上がってることではなくて、スタッフのみんながいてくれて、みんなが助けてくれるからこの評価をいただけているのかなと思いますね。
あとは、スタッフからの信頼も大きいと思います。
うちのクリニックのスタッフは、ほぼ全員が手術を受けているんですよ。
よく美容クリニックで「クマ取りを勧められるけど、スタッフさんにはクマがある」ということがありますよね。それでは説得力がありません。
僕は強要しているわけではないのですが、みんな自分から手術を受けます。
編集部
スタッフの皆さんが、自ら受けたいと思う環境なのですね。
秋葉先生
うちの手術は、ダウンタイムが明ければ最終的に全員が良くなるということを、スタッフ自身が毎日目の当たりにしています。
だから、うちには手術が「うまくいかない」とか「失敗」という概念がないんです。
骨格的に「これ以上は無理」という限界はあっても、その方にとってのベストに可愛くなっていることを、スタッフは経過を含めてすべて知っています。
だからこそ自信を持っておすすめできますし、経過に不安を感じているお客様にも、安心感を持って接することができる。その結果として、トータルでご満足いただけているのかなと思います。
編集部
そのスタッフの方々の手術も、すべて秋葉先生が担当されているのですか?
秋葉先生
もちろんです。目元もクマ取りも全部僕が担当しています。
多分うちのスタッフは、みんな「僕が日本で一番上手い」と思ってくれているはずです。
僕が決定的に大事にしているのは、自分が100点を出せると思わない手術はやらない、と決めていることです。100点を出せると分かっている手術しか触りません。
例えばカウンセリングの際、これまでの経験から「こうすればいいんだろうな」となんとなく分かったとしても、お客様は僕を信頼して来てくださっているわけですよね。
もし「この手術は僕ではなく、別の先生に紹介した方がいい」と判断したときは、正直に伝えて紹介します。
編集部
ご自身の得意分野に特化し、それ以外は適切な医師へ繋ぐというスタンスなのですね。
秋葉先生
僕が一番うまくできるものは僕が担当する、という形をずっと貫いています。嘘をつくことは絶対にないので。
理想の目元を再現するための「見抜く力」と「技術力」
秋葉先生
二重に関しては、女の子はある程度幅が広い方がいい一方で、男の子はそんなに広くなくてもいいんですね。
二重になってまつ毛の生え際が全体的に見えるようになると、今の顔に「目の開きが良くなった雰囲気」がプラスされます。
女の子は男の子に比べて目の開く力が強くないので、幅を広くして強く見えても不自然ではありません。でも男の人は、広くしすぎると目がギョロッとしてかっこよくならない。
だから、それに応じて適切に二重の線を作る必要があります。
編集部
一人ひとりの条件に合わせて、細かく調整していくのですね。
秋葉先生
糸をかけられる範囲を見極め、ボリュームに応じて脂肪を取ったり、蒙古(もうこ)ひだへアプローチしたりすることで、まつ毛の生え際が見えて開きが良くなって見えます。
ただ、二重だけで目が大きくなるわけではないので、そこでクマの手術をして涙袋の立体感を作ってあげると、ほぼ芸能人の子と同じ目になります。
この上下のバランスを揃えることが重要で、二重ひとつを広くして理想に近づこうとしても、それはならないんですよね。
世の中には、お手本になるような可愛い子たちが明確にいるじゃないですか。その目を見て、全く同じものを作るための手段を、あらゆる目元の手術で叶えていけばいい。
でも、実は「これをやればいい」ということがちゃんと分かっていない先生も多いのです。
実はこうしたことは、どこかで習うわけではありません。僕は全く習っていないんです。自分が出してきた結果を見て、「全員芸能人みたいにできるはずだ」と思っているからです。
編集部
先生独自の視点で、理想の形を追求されてきたのですね。
秋葉先生
誰にとっても、絶対に誰かお手本となる見本がいるわけですよね。
そこを目指して、必要な処置を組み合わせていく。それを見抜く力と、それを再現する技術力ですね。
編集部
「どうすれば可愛くなれるか分からない」というお客様へも、具体的なイメージの提案を行っているのでしょうか?
秋葉先生
そうです。それをすべて行うので、うちはカウンセリングに大体お一人30分ほど時間をかけています。
「何が一番綺麗なのか」を写真でお見せしながら、現状との違いはどこにあるのか、ポイントを絞って具体的にお伝えします。
ここをこうすればこう良くなる、ということを丁寧にお話ししていく形です。
編集部
プロの視点から、ゴールを明確に提示されるのですね。
秋葉先生
ただ、僕が提案したものを必ずやらなければいけないわけではありません。すべての人が「マックスまで可愛くなりたい」と思っているわけではないからです。
メイクをしたり鏡を見たりしたときに、自分がハッピーになれる。その手段が顔を整えることであるなら、僕は医師としてお力添えができます、とお伝えしているだけなので。
僕から「絶対やったほうがいい」と押し付けることはなく、最終的にメニューを決めるのはお客様の熱量次第です。
秋葉先生
もちろん、骨格に応じてどうなるかという限界もあります。ただ、これをなかなかお客様に受け入れていただくのが難しいケースも中にはあります。
そうなったとき、僕は納得いただけないまま手術をすることはしません。それは僕が担当する必要がないと思ってしまうからです。
「正しい手術」へのこだわり。目の前の満足より、本当の美しさを
秋葉先生
要望に対する線引きについては、正直に言えば僕も医師を始めたばかりの頃は分からない部分もありました。
「広くしたい」という希望があれば、その通りに広くしてみる。そうすると、その時はお客様も喜んでくださるんです。
ただ、お客様は喜んでくれていても、プロの目で見ると「この子が一番良くなっているわけではない」ということが分かってしまいます。
編集部
目の前のお客様の要望に応えることが、必ずしも正解ではない場合もあるのですね。
秋葉先生
目の前のお客様の要望に答えれば、その瞬間は満足していただけるのかもしれません。しかし、他の人が見たときに「いい手術だな」と思っていただけるわけではないと思うので。
僕は美容医療を心から安心して受けられる文化を作りたいと考えています。
だからこそ、正しい手術をしなければならないと思っているので、時には「お力になれない」とお答えすることもありますね。
正しい情報が届きにくい現状
秋葉先生
未だに「上まぶたの脂肪は取らないほうがいい」とか、クマの「脂肪は取らないほうがいい」と言っているクリニックもあります。
でも、綺麗な芸能人の子たちにそれがある人はいません。
骨格的に良くする方法は限られているのに、別の先生が違うことを言ってしまうと、お客様は何を信じていいか分からなくなってしまいます。
正しく手術をするためには手数が必要なケースもあれば、シンプルにできるケースもあります。それを分けて説明すればいいのですが、初めて手術を受ける方なら「糸一本だけで終わりたい」と思うのが自然です。
そこを売りにする言葉を信じてしまうこともあるので、本当に正しい手術をやっている場所を見分けるのは非常に難しいと思います。
秋葉先生
うちに来てカウンセリングを受けていただければ、僕ができない手術は他の先生を紹介します。
僕が上手だと思える先生を教えるから、何の手術を受けても絶対に失敗してほしくないんです。
自分より上手な先生がいるなら、その方のところに行ったほうがその子の未来はいいわけですから。
そもそも、初めて二重の手術をしようという方に、僕の話が届いているケースは多くないと思うので。みんな、何かの広告を見て行くわけじゃないですか。
だからこそ、もっと自分の知名度を上げたいと思っています。
編集部
知名度を上げることが、正しい情報の普及に繋がるということですね。
秋葉先生
多くの人の目に触れて「ああ、こうすればいいんだ」というのが常識になってくれればいい。
僕たちが正しい手術で結果を出し続けていけば、他の不適切なところは淘汰されていきますよね。
「これが一番正しい」ということを一つずつやっていく。人生をかけてどこまでその文化を作れるかは分かりませんが、長い道のりを一歩ずつ進んでいきたいと思っています。
クリニック選びのポイント
編集部
自分に合ったクリニックを見極めるのは非常に難しいことですが、先生ならどのような点に注目されますか。
秋葉先生
最終的には「人柄」ではないでしょうか。真摯に仕事をしているかどうかは、動画での話し方などを見ていれば、なんとなく伝わってくるものだと思います。
その中でも、僕は「ライブ配信をしている先生」がいいと思っています。
ある程度自分に自信があったり、お客様にご満足いただけていたりしないと、ライブ配信は怖くてできないはずです。
もし後ろめたいことがあれば、生放送のコメントで厳しい意見を書かれることを恐れて避けるはずですよね。
だから、ライブ配信を定期的におこなっている先生は、それだけ多くのお客様にご満足いただいている可能性が高いと思うので。
実際にお客様の前に生で出ているかどうかは、一つの大きな指標にしてもいいと思います。
価格と仕上がりの関係。「安さの裏側」にあるもの
秋葉先生
価格の差は、仕上がりの差になってると思います。
中には、どのような方法でもうまくいくような、非常に条件の良いまぶたの方もいます。
しかし日本人の場合、そうしたケースは多くありません。簡易的な埋没法は、点で止めるだけの簡単なやり方なので、どうしても取れやすくなってしまうのです。
編集部
確実に二重を維持するためには、相応の技術が必要なのですね。
秋葉先生
細かく縫い合わせるために「全切開」という切る手術が行われていましたが、当院ではそれを切らずに、まぶたの裏側から糸を細かくかけていく手法を採用しています。
やり方はシンプルで、使用する糸を2本にするか3本にするか、それだけです。
当院では20万円から30万円ほどで提供しており、これに「一生涯保証」を付けています。これくらいが適正価格、あるいはそれより少し安いくらいなんですよね。
これより価格が下がってくると、何かしらの形でやり直すことになる可能性が高まると思います。
編集部
それ以上に安価なクリニックの場合、どのような背景があるのでしょうか?
秋葉先生
まだ慣れていない医師が、単純に手術の件数をこなしたいというフェーズなのかもしれません。
あとは、保証を付けないという選択でしょうね。一生涯保証が付いているということは、将来やり直すことになっても追加でお金がかからないわけですから、ある程度の金額が必要になります。
もし保証がなければ、取れた時に「保証がないから」となってしまいます。それ込みの料金なので、いい結果が出る確率は高くないとは思います。
編集部
安さには、相応のリスクが伴うということですね。
秋葉先生
絶対に失敗するとは言いませんが、体は一つしかありません。大事な目だからこそ、ある程度の費用はかけてもいいのではないでしょうか。
また、埋没法の手術は、繰り返しすぎるとまぶたが硬くなってひっくり返らなくなってしまうんです。そうなると、もう埋没法の手術はできないんです。
切開法であれば表面を切って行うこともできますが、手術を繰り返すと「拘縮(こうしゅく)」という現象が起こります。
そうなると、いざ良い手術を受けようとしても、まぶたが返らないため手術自体が不可能になってしまう。無理に手術をすればさらに硬くなりますし、眼科の検査などもできなくなるため、やはり限度はあるのです。
経年変化と元に戻せる施術の重要性
編集部
美容整形をすることで、将来的に不自然な顔になってしまうことはありますか?
秋葉先生
基本的にはありません。
「これで生まれてくるはずがない」という形を無理に作れば、その時点で不自然ですが、「これで生まれてくることもあり得るね」という形に整えれば、あとは年齢とともに自然に変化していくだけだからです。
何かをしたからといって、顔が崩れるといったことは基本的にありません。
編集部
将来の変化を恐れすぎる必要はないのですね。ただ、注意すべき点はありますか?
秋葉先生
元に戻せない「異物」には注意が必要です。
ヒアルロン酸や埋没法は、溶かしたり糸を取ったりすれば元に戻せますが、戻せないものはやめた方がいいです。
自分の組織を使うか、溶かせる異物を使うかの二択であれば、万一のトラブルにも対応できます。
例えば、明らかに不自然な幅を希望された場合、技術的に糸をかけることは可能ですが、僕はやりません。
ヒアルロン酸を過剰に入れるような構造的におかしい処置は、正しい手術ではないと考えているからです。
編集部
要望であっても、プロとして止めるべきラインがあるということですね。
秋葉先生
止めるのは医師の仕事です。
クリニックの経営事情などで、なかなか止められないところもあるのかもしれませんが、僕は止めるべきだと思っています。
僕は、関わる方全員を芸能人のように綺麗にしたいと考えている美容外科医です。
だからこそ、構造的におかしいものや、後から後悔するような不自然なものは作りません。
うちに来ていただければ、止めるべきところはしっかり止めます。
医療の技術とおもてなしで、新しい一歩をサポートする
編集部
最後に、二重整形に興味はあるけれど、あと一歩が踏み出せずに悩んでいる方へメッセージをお願いします。
秋葉先生
二重の手術は、多くの方にとって美容整形の最初の入り口になることが多いと思います。
実際には、皆さんが想像されているよりもリスクは少なく、ダウンタイムも短いものです。
アイプチやテープでのメイクで頑張る二重よりも、実際に手術をすることで、格段に目の開きが良くなります。
メイクがもっと楽しくなりますし、もし元に戻したくなれば、糸を取ることでいつでも戻せます。
悩んでいるのであれば、受けてみて後悔することはまずないと思います。
当院では、僕が100%うまくできる、お客様を必ず可愛くできる手術だけを提案しています。
必要なものを、必要な方にだけお勧めするので、来ていただければ「自分が何をすれば一番可愛くなれるのか」が分かるはずです。
僕は医療の技術で、スタッフはおもてなしで、皆様を全力でサポートするので、ぜひお待ちしています。
編集部
秋葉先生のお話を伺い、要望に応えるだけでなく、顔の構造として正しいかどうかを判断し、時には「止める」と断言する姿勢に、医師としての強い責任感を感じました。
本日は貴重なお話をありがとうございました。
L’or Clinic Omotesando(ロールクリニック表参道)
ハイクオリティな施術を手の届きやすい価格で提供することにこだわり、お客様に必要のない施術は一切勧めない誠実な姿勢が魅力。各分野で卓越した技量を持つ医師たちが集い、顔の構造に基づいた無理のない「正しい手術」を徹底。「ここに来てよかった」とすべてのお客様に思っていただくために、技術とおもてなしの両面で妥協のない美容医療を追求し続けるクリニックです。